以前お話した携帯電話の待受け壁紙の制作方法です。
Aqua's Roomでは現在、携帯電話の待受けはFlash壁紙のみを提供していますが‥
通常の静止画待受けも制作してほしいという要望も少なくありません。
ただそうなると、メーカーや機種によって様々な解像度の待受けを作らなくてはなりません。
Aqua's Roomは現在、携帯待受けの他にグリーティングカードやYouTube動画‥
写真系ではGalleryにカレンダー、そしてブログなど数多くのコンテンツを運営・管理しています。
たった一人の管理人で、もうこれ以上はとてもではありませんが対応できませんヽ(´~`)ノ
それなら皆さんご自身で作ってもらおうというのが今回の趣旨です!
では画面サイズが240×400(WQVGA)を例にお話ししたいと思います。
簡単ですので、是非読んで制作してみて下さい(^^)
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メインサイトのAqua's Roomの写真サイズは1024×768、または1024×683です。
また当ブログの写真サイズは1000×667を基本に展示されています。
まずはこれを、待受け画面の高さに合わせて縮小します。
縦横の縮小比率を同じにすると‥
1024×768は533×400に、1024×683と1000×667は600×400となります。
後は左右の余っている部分をカットして240pixの幅にする‥
これで240×400の待受け壁紙の完成です!!
ただここで問題が一つあります、どれだけ綺麗に縮小&切り取りできるか‥
やっぱり綺麗な待受けを作りたいじゃないですか(^^)
と言う事で、縮小と切り取りで大活躍できる優れたフリーソフトをご紹介します。
まずは縮小ソフトです。
縮小で問題なのは、JPEGの圧縮レベルがしっかりと調整できる事が大切です。
良く普通に縮小すると、縮小前と比べて写真が汚くなってしまった、なんて事がありますよね。
これは圧縮レベルが高く設定されている為に起こります。
まあどの編集ソフトでも、この機能は殆ど付いているものなのですが‥
慣れてない方には判り辛かったり、どこにその機能があるのか分からなかったり。
そこで登場なのが【縮小専用】というフリーソフトです。
写真をドラッグ&ドロップするだけで簡単に、しかも綺麗に縮小できます。
赤い部分、JPEG量子化率を指定して、なるべく多い数字を入力します。
100%が最も綺麗に縮小できますが、これだとファイルサイズが大きくなりますね。
画質のクオリティーも考えて、JPEG量子化率をどの辺りで妥協するかが悩みどころです。
◆ダウンロード
以前のバージョンはこちら‥
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se153674.html
Win7・MacOS・Linux対応の最新バージョンはこちら‥
http://labo.i-section.net/shukusen-air/
◆使い方はこちら‥
http://i-section.net/software/shukusen/#FPMap0
次に余分な部分をカットするソフトです。
ここで大事なのは、再度編集する事による画像の劣化を、最小限にする事が大切です。
と言うのもJpegファイルは、何度も加工→保存を繰り返していると劣化してきます。
これは
非可逆圧縮されているのが原因です。
そこで登場するが、
ロスレス圧縮(可逆圧縮)でトリミング加工ができるソフトです。
ここでご紹介する【Jpeg Trim】や【Jcropper】は、ロスレスで処理をします。
なので加工→保存を何度繰り返しても劣化はしません。
JPEGファイルを扱う上で、これはとても大切な事ですね。
【Jcropper】
◆ダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se485196.html
【Jpeg Trim】
◆ダウンロード
http://iss.x0.com/software/jpegtool/jpegtool.html#Jpeg Trim
以上のソフトで上手に余分な部分をカットして下さい。
操作はどちらのソフトも説明が要らないくらいに簡単ですので‥
また壁紙を縮小せずに、気に入った部分をそのまま切り抜いて待受けにするのもありですね(^^)
スマートフォンの様に解像度が高かったり、横画面用の壁紙を制作する場合などは‥
この方法の方が綺麗に作れるかもしれません!!
色々と試して、皆さんの端末にあった素敵な壁紙を、どうぞ制作して下さいね。
ちなみに制作した待受け壁紙は、個人的な利用のみにして下さい。
他のサイトやブログ等で再配布するのは禁止ですので、宜しくお願いしますね(^^)